2009-02-28

閑話休題『最期の時のむかえかた』

今日の昼、叔母が無くなりました。

父の妹で、世間一般の人が聞いたら、
まだ亡くなるには早い、と、
そう言われるような年齢の人でした。

5年前に大腸ガンが見つかり、
その時点で、病状は深刻な物であると、
医師から家族には説明があったらしいです。

それでも懸命に治療は続けていたし、
一時期は、傍目には健康な人と見分けが付かないほど、
病気なんて何かの間違いだったんじゃないかと思えるくらい、
元気な姿を見せてましたが。

病気は叔母の体の中を確実に蝕んでいたらしく、
今年の2月には治療を断念し、緩和ケア病棟に移り、
そして今日、
叔母の家族やウチの両親達に見守られる中、
眠るように逝きました。

緩和ケア病棟に移ってから数日後、
見舞いに行った僕へ、叔母が見せた笑顔が思い出されます。
病院では痛みに耐え、苦しそうな表情ばかりを見ることが多かったし、
付きっ切りで看病している従兄弟の表情も、
看病疲れがあったのでしょう、大変暗い物でした。

しかし、緩和ケア病棟に移った後は、
抗がん剤の副作用や、病巣の痛みを感じることも無く、
広い病室で家族と共にゆっくりと過ごしながら、
穏やかに、人生最後の時を迎えてたようです。

家族としては、治療を続けない、という決断を行うまでに、
さまざまな葛藤があり、逡巡したことと思います。

万に一つでも助かる可能性があるなら、
当然治療を続けて欲しいと願うだろうし、
奇跡的な回復を祈るような気持ちで期待したでしょうが。

現実問題として、医師が回復の見込みがないと判断した時に、
緩和ケア病棟で最期の時を過ごすという決断をしたことは、
少なくとも叔母自身と叔母の家族にとっては、とても幸せな結果を生んだと思います。

もちろん全ての末期がん患者にとって、
叔母のようなケースが当てはまるとは思いません。

例えば患者本人が、最後まで病気と戦う意思を見せている場合、
周りにいる家族は当然その意思を尊重し、応援してあげようと思うでしょうし、
そうすることが患者本人やその家族にとって
一番幸せな結果を生む事だってあるはずですから。

患者本人が亡くなった後も、
残された家族の人生は続いていくわけだし、
その事も踏まえた上で
患者本人と家族の意思、医師のアドバイスなど
さまざまな事を総合的に判断しながら結論を下さないといけません。
誰にとっても当てはまる「正解」なんてものは、
この場合存在しないわけですしね。

ただ、緩和ケアのような終末期医療が発展し、
患者やその家族にとっての選択肢が増えるという事自体は、
とても素晴らしいことじゃないでしょうか。

ちなみに、もし自分が病に倒れ、
人生最期の時が近づいたその時は、
出来ることなら、叔母のように逝きたい、と。

少なくとも今、僕は、そう思っています。

TBSラジオ「ストリーム」終了

TBSラジオの昼間の帯番組「ストリーム」なんですが、
三月いっぱいで終了するらしいです。
これはかなりショック、、。



この番組内の人気コーナーで、
ポッドキャスト配信もされてる「コラムの花道」というコーナーは、
本当に大好きで、毎日楽しく聴いてるし、
それも無くなっちゃうというので本当に悲しい、、。

平日の昼間には似つかわしくない、
他のメディアが敬遠するようなディープなネタやタブーにも
恐れることなく鋭く突っ込んで行くというこの番組の姿勢は、
本当に素晴らしいと思います。

逆にそういう番組の姿勢が、
スポンサーや局上層部の反感をかったという見方もあるみたいですが。
いやぁ、もったいないなぁ。
ラジオはもとよりテレビを含めても、
こんなに良質な番組はなかなか見つからないと思うけど、、。

あー、残念です。

Visvim Folk Hockney

足下で「おっ!?」と思わせたいなら、
たまにはこういう色のスニーカーを選んじゃうっていうのも、
一つの手じゃないでしょうかね?



でも、このネイビーも気になるなぁ、やっぱり。



これからの季節にピッタリのデザイン。
色の選択は、お気に召すまま、って感じでしょうか。

2009-02-27

たまに行くならこんな店 vol.20

あかね珈琲館
鹿児島市宇宿1丁目52-1 電話 099(258)0371



去年、市来の古ぃソウル番長に初めて連れて行ってもらって、
凄く気に入った喫茶店。
宇宿の国道225沿い、紫原との交差点近くにあります。

この間久しぶりに、
GADGETのOさんと友人のI君と三人で行ってきました。

いやぁ、やっぱり最高の雰囲気ですね、ココ。
置いてある椅子やテーブル、調度品から、店員さんの所作にいたるまで、
細やかな心遣いが行き届いてて、とにかく居心地が良い。

落ち着いた雰囲気の中、
美味しいオレ・グラッセを飲みながら、
時間を忘れて話し込んでしまいました。

2009-02-25

Number (N)ine is (N)o More

Hint Magazineより



Today we received a letter (an actual letter, so you know it's serious) from Number (N)ine.
It started with this quote: "When you're finished changing, you're finished."
You guessed it: the Tokyo-based, Paris-showing men's label launched 12 years ago by Takahiro Miyashita is closing.
The fall '09 collection-portentously called A Closed Feeling-was the last.
Miyashita will exit the group, which has already begun disbanding, and "the brand as we know it will come to an end."
The letter goes on to say
"Over the last decade, Number (N)ine evolved,
always forging ahead with a unique and potent vision,
to emerge as one of the leading brands of Japan."
We agree with the sentiment.


訳:今日、我々はナンバーナインからシリアスな手紙を受け取った。
  手紙の最初の部分を書くと「チェンジすることをやめたら、それは終焉を意味する」
  これが何を意味するか・・・。
  宮下貴裕氏によって12年前に立ち上げられ、パリコレまで行ったナンバーナインが終わるということです。
  2009-2010A/Wがラストだということです。
  宮下貴裕氏はナンバーナインのグループを解散させるでしょう。
  もう解体は進められています。
  そして手紙には「お分かりの通り、ナンバーナインというブランドは終わります」と書いてありました。
  続けて、手紙には次のように書かれています
  「ブランドを立ち上げて10年を経て、ナンバーナインは
  日本をリードするブランドの1つとして現れるために、発展してきました。
  いつもユニークで説得力のあるビジョンを持って前を前進していました。」
  私は、この手紙の内容に同調しますが、寂しいです。

この記事には後日追記があり、
ナンバーナインが解散する理由は
宮下貴裕氏の精神的疲労、心身ともに疲弊しきっている事が主な原因であり、
2009-2010A/Wのアイテムを販売し終わった時点で、
すべてのショップは閉店することになるだろう、とありました。

うーん、、、、切ないなぁ、、、。
何かを作り出す作業って、同時に自分の内部を深く掘る作業でもあるし。
場合によってはその作業によって、
心と体のバランスを崩しちゃうような事もあるのかも。

ゆっくり休んでリフレッシュしてから、
願わくばまた新たなプロジェクトで頑張って欲しいですね。
お疲れ様でした、宮下氏。

"Give you all the love" MISHKA

1999年の夏休み。

僕は部屋で一人、窓辺のイスに腰掛けて、
両足も机の上に放り投げちゃって、
そこから見える夏の入道雲をボーっと眺めながら、
いつの間にか温くなったコーラを片手に、
ラジカセから繰り返し流れるこの曲に耳を傾けていました。

"Give you all the love" MISHKA

モーニングビッグ対談

このシリーズ大好きだったんですが、
この対談だけは未見でした。

元グリーンベレー隊員との対談もお気に入りだったけど、
今回見たコレが一番面白いかも・笑。

松本人志×天才無免許医師

『さまざまな手術談』


『整形手術』


『不老不死』


いやー、オモロイ・笑。

uniform experiment 新作

このジャケットとボタンダウンシャツはストライクゾーンど真ん中!!
ズバッときましたね、ズバッと。





例のUE×NIKEはリリースまだなのかな、、?

下山事件

いまだに、作品の全容がつかめない、
浦沢直樹の『BILLY BAT』。

1949年の日本が舞台ということで、
色んなところで関連がウワサされてましたが、
その予想通り、今回の第7話でとうとう「下山事件」が起きました。




コレまでに作中で「東亜細亜興産」など、
下山事件を想像させるキーワードがいくつか出てきていたので、
この展開は予想できました。

でも、ココからどういう方向に話を持っていくのか、
ということについては全く想像が出来ません。

戦後最大のミステリーと呼ばれる「下山事件」にフィクションを交えてサスペンス的に描くのか。
それとも、これ以外の様々な事件も扱いながら、もっと別の切り口で展開していくのか、、。

うーん、ココまで先の展開が読めない漫画も久しぶり。
次回を読むのが楽しみです。

ところで、下山事件といえばこの映画。

『日本の熱い日々 謀殺・下山事件』


興味のある方はこちらも面白いので観て下さい。

『おっぱいバレー』

今年前半の最注目作品・笑!
綾瀬はるか主演の『おっぱいバレー』の予告編が公開になってました!





「試合に勝ったら、おっぱいを見せる」
という先生の言葉に奮起する、
弱小バレーボール部員たちの姿と、教師の成長を描いた映画。

原作は、放送作家や脚本家として活躍する水野宗徳による実話を元にした青春小説で。
2006年11月に発売後、インパクトのあるタイトルと、
タイトルからは想像もつかない感動のストーリーが多くのファンを獲得し話題になって、
その後、映像化をめぐり10社以上の争奪戦の末、映画化が決定した作品です。

、、、、などという話はどうでも良くて・笑。

とにかくこの映画に関しては、
綾瀬はるかが、スクリーンの中で「おっぱい」と連呼する。
その姿を見る為だけに、
僕はチケット代1500円(前売り・笑)を払うのです。

そう、僕は、変態という名の紳士。

2009-02-23

おくりびと

本木雅弘主演の映画『おくりびと』(英題:DEPARTURES)が、
米アカデミー賞の外国語映画賞を受賞しましたね。



去年話題になってたし、
信頼する筋の情報で結構高評価だったので、
そのうち観ようと思ってたんですが。
気づいたら公開が終わってました。

モックンは昔から好きなんだけど、広末がなぁ、、、。
どうなんだろう、演技的には。
いつも通りの学芸会ノリじゃなきゃ良いですけど。
去年はその辺が気になって、
なかなか「絶対見たい!」とまでは思えなかったんですよね。

でも、色んな賞レースでココまで評価されてると、
とりあえずいっぺん観てみようっていう気になってきました。

今、賞レースにあわせて再び上映されてるらしいですね?
機会があったら劇場に足を運んでみようかな?

2009-02-22

『アメリカは今日もステロイドを打つ/USAスポーツ狂騒曲』

昨年の秋ごろから怒涛のようにリリースされてますが、
またもや町山智浩氏の新刊です。
発売は2月25日。
定価はコレまたお手ごろな価格、1000円!



最近タイムリーなことに本の出版とは関係ないところで、
ニューヨーク・ヤンキースの選手、
アレックス・ロドリゲスのステロイド使用が取り沙汰されましたね。

今までだって、マーク・マグワイアにしても、バリー・ボンズにしても、
輝かしい記録を残したMLB選手のステロイド使用が問題になってきましたが。
今回またこういう話題が表沙汰になったのは、とても残念です。

常人には想像も出来ないような努力を重ねて、
自己の限界まで肉体や技術を磨き上げた才能あるアスリート達が、
己の肉体、そしてプライドや人生を、真正面からぶつけ合う、
その姿に僕たちは感動、興奮するし、
それこそがプロスポーツを観る醍醐味だと思うんですけど。

そこに薬物が介在していた、
なんて事を知らされると、何だかねぇ、、
虚しい気持ちにさせられちゃいますよ。
あの感動は興奮は何だったの?と。
まぁ一言で言うと、興醒めします。

薬物の力を借りることで、
人間の能力はどこまで引き出せるのか?ということには、
また別の意味で興味がありますけど。
でも、それは今のスポーツとは次元の異なる話ですしね。

例えば薬物を完全解禁した状態で、
ドーピングオリンピックなんてのも面白そう・笑。
競技中に薬物使用の副作用で、選手がバタバタ倒れだしたりしてね。
100mを5秒台とかで走って、そのまま天国のゴールテープも切っちゃうみたいな。
肉体の限界までドーピングを施された選手達が、
記録のために文字通り、命を賭けて戦うわけですよ。
どうですかコレ?


いや、どうですかコレ?って。


別に見たくないか、そんなの・笑。
悪趣味すぎる・笑。

話は逸れましたが、今回のこの本はスポーツに限らず、
アメリカ社会に蔓延するステロイドの実態について詳細に書かれているらしいです。
面白そうなので、とりあえず読んでみようと思います。

A.R.C. x New Balance M1300

A.R.C(Alife Rivington Club)とNew Balanceのコラボレーションによって、
M1300がリリースされたらしいです!!
なんじゃコレ!?



伝統的シルエットや機能性・履き心地・カラーリングはそのままに、
素材の組み合わせやミッドソールの変更などで、
今の時代に合わせて、ファッション性、履き心地などがアップデートされてるそう。

カラーは、このほかにもグレーなどがあって、
全部で3色展開みたい。

とにかく、M1300のリリース自体が久しぶりじゃないですかね。
まさにマニア垂涎のアイテムですよ!!

2/22はネコの日

2月22日はニャー・ニャー・ニャーで猫の日らしいです。

何か最近多いですね、こういうの。

誰が何のために設定した記念日なのかは分かりませんが。

2月9日が肉(29)の日とかは、いつの間にか有名になってますもんね。

ただ、8月29日が焼肉(8き29)の日とかっていうのは、
かなり無理やりな気がします・笑。
とりあえず「き」って平仮名入っちゃってるし・笑。

ちなみに我が家の猫。


知ってか知らずか(当然知ってるハズはないんですが)、
本日は非常に尊大な態度が目立ち、
かなりイラつきます。

睨むな!!

NONNATIVE CARGO PANTS

今年の春夏物。
この辺はノンネイティブのお家芸ですね。
シルエットやポケットのデティールが素晴らしい。



カーゴパンツと言えば、
僕はジャーマンクロスのモノをずっと愛用してましたが、
こちらもそれに負けないくらい生地がタフそう。

いいなぁ、コレ!

2009-02-20

"Sunny Afternoon" The Kinks

今日のBGM。

"Sunny Afternoon" The Kinks


まったりと午後を過ごしたい時には、
タバコとコーヒーと、この曲。

閑話休題『Nice Cat , But Chicken 』

「Nice Cat , But Chicken.」
意訳すると、「いいヤツだけど、弱虫」。

昔、そんなメッセージをプリントしたTシャツが、
アンダーカバーからリリースされたことがありましたが。

我が家の飼い猫「マメ」は、まさしくそんな感じ。
今日も、二階の窓が風でガタガタゆれる度にビクビクして、
隠れようしたのか、必死になって毛布に頭を突っ込んでました。

最後には驚き疲れて、こんな感じで寝てしまいましたが。


人懐っこいし、悪さはしないし、
本当にいい猫なんですけどね、、、。

腰抜けにも程があるっていう。

好き好きシャツ

もう店頭に並んでいるんでしょうか?
今期リリースされるVISVIMのシャツ。





毎度の事ですが、
実際袖を通すたびに、そのクオリティの高さに驚かされます。
まさに、GOOD PRODUCT。

毎シーズン進化し続けるプロダクトと、
変わらないモノ作りへの真摯な姿勢。
これぞ、CRAFT WITH PRIDE。

FARMYARD

こんな人がこんな服を

かなりのお宝画像では無いでしょうか。
北野武×GOODENOUGH・笑。



ちょっとね、引退したメジャーリーガーみたくなってますけど・笑。
スタイリストは誰だったんだろ?

2009-02-18

情熱大陸 『秋本治』

次回の情熱大陸は必見!!
なんと、あの『こちら葛飾区亀有公園前派出所』の作者、
秋本治先生の特集です!!



『こち亀』といえば、
週刊少年ジャンプ上で僕が生まれる2年前から始まって、
以来32年間、一度の休載も無いまま今も連載され続けている国民的漫画。

今ではあまり読まなくなった週刊少年ジャンプですが。
最近じゃ目次を眺めても、知らない漫画がほとんどです。
だからこそ、そんな中でこち亀の名前を見つけたときの安心感はハンパじゃありません・笑。

アンケートによる人気投票至上主義のジャンプにおいて、
コレだけ長年に渡って連載できるというのは本当に凄いと思うし、
そのパワーをどうやって維持しているのか、長年の謎でした。
僕なんか、秋本治という人は架空の人物で、
定期的に"中の人"が入れ替わってるのでは?と疑っていたくらいです・笑。

今回の特集で、その謎の一端が解明されるかもしれません!
こりゃ楽しみだ!!

"BABY I LOVE YOU SO" COLOUR BOX

今日のBGM。

"BABY I LOVE YOU SO" COLOUR BOX


たまにはこういう曲でも聴きながら、
夜の街をドライブ、っていうのも良いかもしれないなぁ。

「山形屋が増床延期へ 不況で建設見極めか」

今日の南日本新聞朝刊に、こんなニュースが。



「山形屋(鹿児島市、岩元修士社長)は、
 2011年春の九州新幹線鹿児島ルート全線開業に合わせて計画していた
 新2号館の建設を延期する方針を固めたことが、17日分かった。
 急激な景気後退で消費が冷え込んでいるのを受け、
 建設時期を見極めるものと見られる。近く発表する。
 2号館横の建設用地では、08年から既存建物の取り壊しなどが進んでいる。
 本格的着工は1年以上延期される見通しで、
 新幹線全線開業には間に合わない公算が大きい。」

三越が閉館することで天文館への客足が減る事を考えると、
延期どころか、このまま新2号館の建設計画が頓挫する可能性もありそうですね。

とりあえず現状は天文館にデカイ空き地を作ってしまっただけという事ですか、、、。

事情は分からんでもないですが、
街にああいう空白が生まれちゃうのは良くないと思うんですよね、、。
電車通り沿いの旧林田ビル跡地にしても、今のあの状態は最悪でしょう。
街の玄関があの調子じゃイメージ悪すぎる。

なんか打つ手は無いんでしょうかね、ホント、、。

大好きな街から活力が奪われていく様子を、これ以上見たくないです。

HOLIDAYS IN THE SUN

いよいよです。



NEIGHBORHOOD
AS laboratories

ショー・マスト・ゴー・オン

はっきり覚えていないのですが、
あれはおそらく高校生の頃。

晩御飯を食べ、風呂に入ったり宿題を済ませたりした後、
何となくテレビのチャンネルをザッピングしていると、
たまたまNHKの教育テレビで手が止まりました。
放送されていたのは、ある舞台演劇。

普段は教育テレビなんか見ないし、
ましてや舞台演劇なんか、それまでマトモに見たことも無かったんですが。

その時は、
最初の数分でお芝居に一気に引き込まれ、
それから最後まで画面に釘付けになり、
そして、お腹がよじれる位に大爆笑しました。

その舞台というのがコレ。
東京サンシャインボーイズの『ショウ・マスト・ゴー・オン』


そう、三谷幸喜主宰の劇団、東京サンシャインボーイズの舞台でした。

で、なぜ突然そんな話をするかというと、
ニコニコ動画で、この舞台の動画を発見したからなんです。



十何年もの間、もう一度観たいと思い続けていた舞台だったので、
その願いが叶って、とても感激しました!
それにしても今改めて見返すと、
現在ではそれぞれ映画やドラマで有名になった役者さんばかりで、
とても豪華なキャスティングに見えます。
凄いメンツが集まった劇団だったんですねぇ、、、。

感傷と余韻にひたりながら、
ネットでサンシャインボーイズの情報を何となく検索してみたらビックリ!

なんと今年の3月は、活動休止宣言以来15年ぶりに、
東京サンシャインボーイズの舞台があるらしいです!

閉館が決まったシアタートップスの最終公演で復活とか。

ああ、、、東京モンが羨ましい、、、、涙。

2009-02-16

"Running Away" Roy Ayers

今日のBGM。

"Running Away" Roy Ayers


ん~溶けるわ~。

酔いどれ天使

麻生政権にとっては数少ない、
国内・国外に向けて点数稼ぎが出来そうなチャンスだったのに、この体たらく。
もうね、悲しいやら情けないやら、、、。

風邪薬と酒を同時に摂取してはいけないことくらい、
大人なら誰でも知ってます。



実際に体調がすぐれなかったとして、
それならそれで、
会見を中止するなり、事情を説明して代理を立てるなり、
そういう対応は出来なかったんですかね。

それも危機管理の一つなんじゃないの?
官僚は何をやってたの?

はぁ、、。

って言うか、こんなに追い風吹いてるのに、
それでも解散総選挙に追い込むことが出来ないっていう民主党もね。
どうなんでしょう。

いや、「どうなんでしょう」っていうか、
どうなるんでしょう、この国は。

2009-02-15

HANDSOMEBOY TECHNIQUE

二月も来週一杯で終わると言うことで、
いよいよ近づいてきました!

鹿児島の欲求不満なファッショナブル・ピーポー達を
一夜の都市型ナイト・クルージングにいざなう
スペシャルでエクストリームなパーティー!

ゲストは森野 義貴(HANDSOMEBOY TECHNIQUE)に高橋 孝博(HALFBY)!!

こいつは春から縁起が良いや!!
聴くと痩せます!!(嘘)



『HANDSOMEBOY TECHNIQUE
 Terrestrial Tone Cluster Release Party 』

 2009.03.07 SATURDAY @CLUB CAVE

【SPECIAL GUEST DJ】
 森野 義貴(HANDSOMEBOY TECHNIQUE)
 高橋 孝博(HALFBY)

このクルージングは、3/7の22:00に天文館のCAVEより出航となります。
乗客の皆様はチケットをご確認の上、
乗り遅れることの無い様お越しくださいませ。
ナイトクルージングといっても船に乗るわけではないので、酔い止めは必要ありません。
ただ、素敵な音楽と楽しいお酒には、思う存分酔いましょう。

SOPH NET.

SOPH NET.からこんなアイテムがリリース。



パーカーのカラフルな色使いは今までのSOPH NET.には無かった感じ。

でも、そういう意味じゃデニム地のボタンダウンシャツが一番珍しいかも。
カジュアルなデニム素材でボタンダウンシャツをドレスダウンしたもの。

歳を重ねるにつれて、普段シャツを着る機会が多くなりましたが、
こういうアイテムがクローゼットに一着でもあると重宝します。

2009-02-14

おかしな風景。

今日街で出会った風景。
一瞬、ソフトバンクのCM撮影か何かと思いました・笑。



ずっとつかまり立ち。
バックミラーで見たら、後続車の運転手も笑ってました。

2009-02-13

2008年度『僕が観た映画 BEST5』

一応、3月までが「2008年度」扱いになるんでしょうが、
今のところ、三月まで待ってもこのランキングは動きそうに無いので発表。
良い作品が多くて本当に色々迷ったんですが、最終的にこのようになりました。
あくまで僕が観た作品の中から選ぶランキングです。

第1位 レボリューショナリー・ロード

第2位 ノー・カントリー

第3位 ダークナイト

第4位 スラムドッグ・ミリオネア

第5位 ゼア・ウィル・ビー・ブラッド

1位と4位は最近観てブログにも感想を書きましたが、
両方とも本当に素晴らしい作品でした。

2位は大好きなコーエン兄弟の作品ということで。
彼らの最高傑作「ファーゴ」に勝るとも劣らないモノになっていたのでは。
炸裂するウルトラ・ヴァイオレンス。
緻密に練り上げられた、ある意味詩的なストーリー。
作品中に漂う雰囲気はこのランキングの中で一番好きです。

3位を観た時はその頃の気分に本当にハマりました。
何よりヒース・レジャーの熱演に尽きます。
でも、冷静になって考えると、
作品のテーマ的には、
日本の漫画作品などで繰り返し語られてきた物だったので、
日本人が観るとそんなに新鮮に感じないかも。
「善悪二元論」に対して疑問符を投げかけるやり方は、
永井豪の「デビルマン」以降、日本ではスタンダードなモノになりましたしね。
ということで3位。

5位はこれまた好きな、というか一番好きな監督、P.T.アンダーソンの作品。
今回は彼が得意とする群像劇ではなかったんですが、とても面白かった。
何よりダニエル・デイ=ルイスの演技がヤバ過ぎる!
小便チビリそうなくらい怖かったです・笑。
でも、次回作はまた群像劇でお願いします、、、。
彼の「マグノリア」に「ブギーナイツ」は今でも大好きな作品なので。

だいたいこんな感じです。

最初に言ったとおり、本当に迷いました。
どれも甲乙付けがたい。
1位と4位なんて最近観たばっかりだから、印象強すぎるので。
意外と、もう少し後で冷静になって考えると、
他の映画のほうが上にランキングされちゃうかもしれないんですが。
まぁ、それぐらいの僅差で決めたランキングですよ。

皆さんがDVDを選ぶ時なんかに、
少しでも参考にしていただけると幸いです。

とりあえず僕は今週末、
2位の「ノーカントリー」をもう一度観ようと思います。

"Chocolate Disco" Perfume

今年のバレンタインは何だかこの曲が猛プッシュされてますね。
コンビニやスーパーに行ったりすると、
必ずこの曲が有線で流れてます。

"Chocolate Disco" Perfume


いよいよ、明日はバレンタインデー。
昔は「僕が考える地球上から無くなって欲しい日」のTOP3に、
長くランキング入りし続けてましたが・笑。

今の中高生にも、当時の僕みたいに、
怨念にも似た気持ちを抱えたまま、
バレンタインデーが過ぎ去るのをただ待っている、
そんな男子達が数多くいるはず。

そんな男子達に、
今の僕から是非伝えてあげたい。

「少なくとも母ちゃんは、君が何歳になってもチョコくれるから安心しろ」ってね・笑。

DEF 8th ANNIVERSARY

少し遅くなりましたが、
つい先日、2月2日に、
尊敬するDNT先輩がプレジデントを勤める天文館のショップ、
DEF』が
めでたく8周年を迎えられました。



前身の『JAM』時代から数えると、
もう10年以上経つのではないでしょうか。
何事も長く続ける事が難しい時代。
本当に凄いことだと思います。

DNT先輩がプレジデントを勤めるようになってからも、
もう3、4年は経つはず。
いやぁ、月日が経つのは本当に早いですね。

そんな時代の流れに左右されることなく、
これからも今まで通りに、
DNT先輩の信じる道を突き進んでいただきたいです。

いや、そんなこと言ってたら、
「お前に言われるまでもねぇよ!」
って逆に怒られるかもしれないな・笑。

とにかくDNT先輩、
8周年本当におめでとうございます!
これからも頑張って下さい!

2009-02-12

BRUTUS No.657 2月16日 発売号


今度出るブルータスは要チェック!
何と『ラジオ特集』です!!

★ラジオ、聴き逃してませんか? 今のラジオ、すごく面白いのに。
 話し手との距離が近いラジオは、いつも何かが生まれる予感があるんです。
 爆笑問題、福山雅治、伊集院光、ジョン・カビラ、大沢悠里に大竹まことetc.、
 ラジオを支える旬のパーソナリティーに会ってきました。
 今聴くべきラジオ番組を推薦する「ラジオガイド」小冊子も付いて、
 次号はラジオ特集、「なにしろラジオ好きなもので」。

ラジオガイド小冊子か、、、これは嬉しい付録ですね!
鹿児島でも来週早々には書店に並んでるでしょう。

ファッション通信

毎週楽しみにしてた『ファッション通信』。
学生の頃はいつも録画してみてました。

別に、あの番組に出てくるようなハイブランドの洋服を着ることは無かったんですけど、
そういうハイブランドの知識も持った上で、あえてストリートの洋服を着てる、
っていうポーズがカッコいいと当時は思ってました。
今思えば相当イタい奴ですね・笑。

こちらは小林節正氏のショップ『WIN A COW FREE』や『HEAD PORTER』など、
『ファッション通信』が珍しく原宿のショップを特集した回の動画。
なかなか貴重な資料だと思います。



ARATAとKIRIの姿も。
リボルバーか、、、懐かしい。
ありましたね、そんなブランドも・笑。

SOPH. x Dickies 10th Anniversary 874 Pants

SOPH.の10周年を記念して、
色んなブランドとコラボした様々なアイテムがリリースされたますが。
来月にはこんなモノも予定されてるみたいです。
SOPH. x Dickiesの"874 Pants"。




SOPH.の手によってシルエットやデティールが、
大幅に変更、ブラッシュアップされたDickiesの"874 Pants"です。

まだ、この画像を見ただけですが、
ワークティストの中にも気品あふれる、
まさに"粋"なアイテムに仕上がってる感じが伝わってきます。

コレまた要チェック!です。

2009-02-11

苦いスコアレスドロー

2010 FIFAワールドカップ南アフリカ アジア最終予選

日本代表 0-0 オーストラリア代表




オーストラリア相手に、
ホームとは言え、ほとんどの時間帯でボールを試合を支配して
前半から互角以上の戦いが出来ていました。
中盤もDFも合格点じゃないでしょうか。

心配していた右サイドの内田も、
今日はまずまずの出来でした。
後半に限ればかなり良かったんじゃないかな?

ただオーストラリアレベルの相手じゃ、
正統派のセンターFWがいないと点が取れないことも実感しましたね。
運動量を生かして守備への貢献をすることも大事だけど、
やっぱりFWは点を取ってナンボです。
今の代表にはバイタルエリア付近で相手に怖さを与えることができるFWが皆無。
2007年の高原か2004年の久保なんかはまさにそんな選手でしたが。
とは言ったものの。
今のところそういうFWが日本には見当たらないというのも事実なんですよねぇ、、。

こうなったら予選最終戦になる、
アウェーでのオーストラリア戦の前に予選を突破を決定することが重要だなぁ。
アウェーでもう一回戦っても、
今の戦力では今日以上に難しい戦いになりそうですし。
最終戦に出場の可否がかかるような展開にならないことを祈ります。

とにかく、あと4戦!
頑張れ、ニッポン!!

たまに行くならこんな店 vol.19

『焼肉の白川 松元店』
鹿児島市上谷口町2864-1
TEL 099-278-1217



松元にある白川。
鹿児島市内なら中山にもありますね。
僕は地元が川内なので、松元の方に行くことが多いです。

このお店は精肉店が営む焼肉屋とあって、
肉へのこだわりがハンパじゃない。
出されるお肉は鹿児島産黒毛牛。
味もボリュームも抜群。
しかもそれをお手ごろな値段で楽しめます。

昔は友達なんかと焼肉について語る度に、
必ず『ヨコムラ』派か『白川』派かに意見が分かれて、
喧々諤々の議論が交わされたものです、、笑。

鹿児島はお肉処という事もあって、
美味しい焼肉屋がいっぱいありますが、
僕の心のナンバーワンは、今もこの白川であります。

Junya Watanabe COMME des GARCONS

やばい、コレはヤバイ。
何だよコレ、、メチャメチャ格好良いじゃないですか。
シルエットも色使いも完璧に僕好みですよ、、。



二月に店頭に並ぶって聞いたけど、
もうリリースされてるのかな、、、?
実物見て見たいな~!!
来週あたり久しぶりにFARMYARDに行ってみよう。

"JUST CALL" SHERRICK

"JUST CALL" SHERRICK



バレンタインデーも近いということで、
今日のBGMはスイート&メロウな感じで。

『90年代の終わりに、天文館の路地裏で。』 introduction

90年代後半。
大学に入った当時だから、97年頃かな。

その頃は大学内には高校の同級生以外に友人もおらず、
学校も、それはそれは退屈でした。

だからと言う訳じゃないけど、
学校に行かず駅からダイレクトに天文館に行くこともしばしば。

洋服に興味があったこともあって、
ASAYANやBOON、メンズノンノ片手に(本当に持っていたわけじゃないけど・笑)、
お金も無いのに天文館の洋服屋を毎日ウロウロしてました。

当時はAPEやアンダーカバーやグッドイナフといったブランドが人気大爆発中。
いわゆる裏原宿ブームのど真ん中。

鹿児島でいうと『AS』や『セルブロック』『BASE』といったショップがそのブームの中心地で。
特に『AS』には毎日どころか、
日に2、3回行っちゃったり。
佐川急便の荷物搬入チェックまでしてましたからね・笑。
今思えば狂っていたとしか言いようがない・笑。
でも、結構そういう人って多かったと思うんですよ。
それぐらい当時は盛り上がってました。

ちなみにプレジデントのKさんは当時も今も、僕のファッションリーダー。
Kさんには本当にお世話になってるし、ご迷惑もかけています。
どれだけ感謝しても感謝し足りない。

お店のスタッフG君やSさんも含め、
楽しくご飯食べたり、時には怒ってくれたり、
僕という人間にとって大切な人たち。

いつか本当に恩返しできるように頑張りたいです。
口だけじゃなくてね、行動で。

話は戻りますが、
裏原宿ブームに巻き込まれていたその時期に、
現在は尊敬するDNT先輩がプレジデントを務めるショップ、
『DEF』の当時のクルーの方々と知り合いになり、
そこの皆さんのお誘いでクラブカルチャーを初体験することに。

当時は音楽とファッションが今よりも結びつきが深く、
また、DJブームと同時期だったこともあり、
当時ファッションに興味があった人は皆、
自然とクラブカルチャーに行き着いたんじゃないかと思います。

『DEF』の皆さんがオーガナイズしたパーティーは、
DJもお客さんも同世代が多く、とても気軽に楽しめました。
しかもハウス~ヒップホップまで様々なジャンルの曲がプレイされたので、
いわゆる"クラブミュージック"を最初に学ぶには最高の環境だったと思います。

毎回がお祭り騒ぎみたいで楽しかった、
そんな『DEF』のパーティーをきっかけに、
周りの友人や知人の影響で、
ちょっとアンダーグラウンドで、素晴らしい音・刺激的でDEEPな音を体験できる、
そんなイベントにもたくさん行きましたね。
当時は本当に色んなジャンルのイベントがありましたし、
行く度に新鮮な刺激を与えられました。

90年代後半に天文館にあった箱といえば、
TWOyearsSENEN、De`nile、ORGIE、RASTY、ONAIR、AREAなど、、。
週末になるとどこの箱でもイベントやっていて、
しかも箱ごとに音の傾向がはっきり分かれていたような。

それらの場所で色んなジャンルの音の洗礼を受けたことは、
後の僕の嗜好に大きな影響を与えてます。

また、夜の遊びには様々な仕事やキャラクターの人、怖い人・笑、
そしてクリエイティブな感性を持った人達がいっぱい来ており、
その方々にもまた非常に大きな影響・刺激を受けました。

今につながる交友関係を夜遊びで築いた面は確実に有るし、
面白そうな人にはガンガン話かけて友達になる僕のスタイルは
その頃に培われたのだと思うのですが。

いやぁ、本当にあの頃が懐かしい。
最高に楽しい街だったなぁ、天文館。

最近は30歳という区切りの年齢を迎えたせいか、
何かにつけて昔の事を思い出して懐かしんでしまいます。
このブログで、昔よく聴いていたモノや観たモノなどを多く扱っているのも、
そういうことが少しは関係あるのかもしれません。

懐古主義に陥ってるわけじゃないんですが、
過去を踏まえなければ新たな一歩を踏み出せないこともまた事実なので。
色々と振り返ってみるには良い時期なのかもしれませんね。
この"30歳"という節目の年齢は。

と言うわけで。

これから不定期に、
90年代末期の鹿児島・天文館で、
僕が経験したことや、当時の思い出なんかを、
数回に分けて書いていこうと思います。



思い出したときに、思い出した分だけ、ですけどね。

凄くパーソナルなモノ、って言うかほとんど僕の思い出話になると思いますので、
興味のない方は読み飛ばしちゃって下さい・笑。

さらに、コレに関しては物凄く不定期の更新になると思うんで、
興味を持ってくださった方も気長に待っていて下さい・笑。


とりあえず、


第1回に続く、、、


かも。

2009-02-10

2010年W杯南アフリカ大会アジア最終予選

いよいよ明日、前半の山場です。
予選A組の首位攻防戦、日本vsオーストラリア。

最近の試合を見てると、
明日の試合のカギを握りそうなのはこの人ですね。
右サイドの内田篤人。



先日のフィンランド戦ではそれなりに活躍してましたが、
相手のレベルがイマイチだったし、正直参考になりません。

なにより今までのW杯予選、特にバーレーン戦では、
内田の右サイドが徹底的に狙われていました。
サイドを駆け上がった後、その裏を簡単に相手に使われてる上に、
相手への寄せや競り合いも甘い印象があります。

彼が攻撃の面でも守備の面でも、
一対一の場面でどれだけ踏ん張れるか。
そこが勝負のカギになりそう。

期待してる選手なので、頑張って欲しいです!

クイック・ジャパン81 号

今書店に並んでるクイックジャパンの81号。
昨年末に出てたんですが、相変わらずなかなか置いてある本屋が見つからなくて、
先日ようやく読みました。

今回の特集、メインは漫画。



浦沢直樹の15000字インタビューに、
『DEATH NOTE』や『バクマン』の原作者ガモウ、、じゃなくて大場つぐみのインタビュー。
そのほかにもハロルド作石や小山ゆう、新井英樹など、
注目のマンガ家のインタビューが盛りだくさんで、
かなり読み応えがありました。

特にガモウ、、じゃなくて大場つぐみと小畑健のインタビューは、
今一番楽しみな漫画が、二人の作品『バクマン』ということもあって、
かなり興味深く読みました。

週刊少年マガジンの漫画なんかは、
編集担当者が原作者も兼ねているケースが多いと聞いたことが有りますが、
ひとくちに漫画といっても、その作り方には色々なアプローチがあるんですね。

漫画特集の他にも今回は、
ゆらゆら帝国の特集や、内村光良のロングインタビューなど、
見所が多い号になってました。

興味のある方は、
今月末に次の号が出る前に、書店に走ってください!


【FEATURES.1】
◆浦沢直樹
・I do what I must do.
15,000字インタビュー
「何をやるにしろ、最終的にはお茶の間に流せない作品はやらないという基準を、僕は捨てたくない」
・浦沢直樹ファーストアルバム『半世紀の男』プロデューサー和久井光司インタビュー 「ぼくらに共通する“ロック屋”としての意識」

【FEATURES.2】
◆漫画の底力
・大場つぐみ/小畑 健(『バクマン。』)『バクマン。』は『DEATH NOTE』の最期から始まる
・小山ゆう――長寿連載を続けるということ
・槇村さとる――「成長」に寄り添い続ける
・神尾葉子――恋愛漫画で在り続けること
・[レポート]井上雄彦「最後のマンガ展」「マンガを読む」ということを体感する
・曽田正人――「キャラクターが動く」とは何か
・[レポート]西島大介の1日漫画教室
・五十嵐大介――「目に見えないもの」をいかにして描くか
・くぼたまこと――何の説明もしないずうずうしさ
・描き下ろし8ページ漫画!!くぼたまこと『天体戦士サンレッド―QJ出張版―』
・新井英樹――漫画の暴力は社会を変えられるか
・[証言]夏目房之介『BSマンガ夜話』に見る、漫画語りの魅力
・オノ・ナツメ――キャラクターは、永遠に広がり続ける
・浅野いにお――誰も「見たことない」漫画を描く
・桃森ミヨシ――ブレない情熱を注ぎ込む
・[評論]大塚英志 近代を擁護するということは「パクリ」を擁護することでもある
・ハロルド作石――音楽が終わったら(―When the music's over.)

【FEATURES.3】
◆ゆらゆら帝国・イン・ニューヨーク
「空洞」をめぐる6日間
・第1部 地図には存在しない帝国 ニューヨークライヴ密着ルポ
・第2部 「空洞」をめぐる対話 坂本慎太郎インタビュー

【REPORT】
・小説 古川日出男「叱れフルカワヒデオ叱れDLX」
・緊急寄稿 ササキアツシ「フルカワヒデオ∞ムゲンダイ」
・スタジオ・コント最後の希望、『笑う犬』復活記念!! 内村光良ロングインタビュー
・「みうらじゅんDS」DVD発売記念 みうらじゅんは一日にしてならず
・『千原ジュニアの題と解 O型編』刊行記念打ち上げドキュメント
・社会風刺コント集団“ザ・ニュースペーパー”
・映画『愛のむきだし』公開記念 園子温監督インタビュー
・岡田義徳×高橋一生
・タニノクロウ インタビュー
・映像集団「クルーザー」の世界
・よゐこ(芸人)×あらゐけいいち(コミック作家)
・フラワーカンパニーズ
・まきちゃんぐ
・サンドウィッチマンインタビュー
・バカリズム×BOSE
・吉田豪×磯部涼
・マッスル坂井トークショー
・夏木マリ

2009-02-09

SOPH.×CONVERSE ALL STAR

ようやく発売みたいです。




2/11 on sale
AS laboratories

『丘の上のパンク』 川勝正幸

ハニカムの川勝さんのブログで、
『丘の上のパンク』の表紙がアップされてました。



□藤原ヒロシの三大要素――パンク、スケートボード、ヒップホップ

第1章 1982年(18歳)→1983年(19歳) 自由人、ロンドン遊学へ。
――伊勢発LONDON NITE経由WORLDS END行

第2章 1983年(19歳)→1985年(21歳)ニューヨーク帰りのリミックスDJ
――スクラッチが、トーキョーのクラブに伝来する。

第3章 1985年(21歳)→1987年(23歳) タイニー・パンクス登場! 
――日本のヒップホップを同志と牽引し、メディアをゲリラ的にジャックする。

第4章 1988年(24歳)→1989年(25歳) メジャー・フォースへ参加! 
――国境を越えたヒップホップ・レーベルの活躍 

第5章 1990年(26歳)→1994年(30歳) 音楽プロデューサーへ/ストリート・ファッション・デザイナーへ。
――HFのエディット力が、音楽とデザインで開花する。

第6章 1994年(30歳)→1998年(34歳) 裏原宿繁盛記 
――トーキョー・フェノミンの勃興とサウンズ・オブ・メロウマッドネスの確立。

□藤原ヒロシの午前三時

第7章 1999年(35歳)→2002年(38歳) 世界一のクールハンター 
――旅と勉強の日々、そして、個人との遊びが企業との仕事へ。

第8章 2003年(39歳)→2005年(41歳) 時代をエディットする男
――仕事の流儀を確立し、音楽に合わせて露出スタイルを選択する。

第9章 2006年(42歳)→2008年(45歳) 丘の上のパンク 
――Hi&Lo、両極への徹底的な愛がHFをミステリアスな存在にする。



3年ほど延期を繰り返し、さんざん待たされましたが、
今度こそ間違いなく出版されるみたいですね・笑。
2/25発売らしいです。

いや~、楽しみだなぁ。
早く読みたい。

2009-02-08

2008オタク大賞受賞作

以前このブログでも触れた、
毎年恒例のオタク大賞。
今年は1月初旬に行われました。

昨年一年間のオタクカルチャーの中から、
最も印象的だったトピックを選考するこの大賞なんですが、
2008年の大賞は昨年の春にフジテレビ系の深夜枠で放送されてたアニメ、
『墓場鬼太郎』に決定。

コレ、主題歌が電グルの新曲だと言うので、
それをきっかけに僕もネットで見始めたんですが、
凄く面白かったです。
原作でもある水木しげるの墓場鬼太郎のおどろおどろしい雰囲気が、
POPな色彩を使いながら上手に表現されていたと思います。

この一話の始まり方は怖かったなぁ、、。
オープニングはかなり斬新な作りでした。


何より鬼太郎が人間の友達でも何でもなく、
ちゃんと妖怪(鬼太郎は幽霊だけど、本当は・笑)として描かれていたのが面白かった。

確か、このブログでおなじみ某ショップのKさんも見てたはず。
鬼太郎の薄気味悪い笑い方に二人で爆笑したのを覚えてます・笑。
昼間に正義の味方の鬼太郎を見た子供が、
この深夜の鬼太郎の笑い方を見たら、
トラウマで人間不信になっちゃうかも・笑。

まぁ、面白い作品なんで、
興味のある方は観てみてください。

でも、今年のオタク大賞は岡田斗史夫だけでなく唐沢俊一までもいなくなってたなぁ。
鶴岡法斎も元気がなかったし、毎年に比べると議論自体も活気がなかった気がする、、、、。
2009年度はどうなるんだろ。

バナナキャラメルラテ

鹿児島中央駅近く、西田のジョイフル裏手にある『cafe sambo』。



先日久しぶりにこちらでお茶しました。
注文したのはバナナキャラメルラテ。



口の中に優しく広がるバナナのフレーバー。
うむ、幸せ。

佐渡村健インタビュー

COLORFARMというサイトで、
ELTの佐渡村氏のインタビューが読めます。
興味のある方はどうぞ。



当時裏原宿カルチャーにどっぷり浸かっていた方なら、
結構面白いと思います。
一読の価値ありです。