2009-06-30

WWD Vol.1534

WWD最新号にジョニオ氏のインタビューが掲載されています。

『最初で最後のメンズショー?UCがミニマルに向かう理由。
 ~デザイナーインタビュー アンダーカバーイズム 高橋盾~』


※写真は転載です。

記事の量はそんなに多くないですが、
アンダーカバーの新たな方向性を理解する上で、
貴重な資料になっています。

興味のある方は是非。

2009-06-29

『あいのわ』 ハナレグミ

色んなとこで良いって評判を聞いてて、
今日ようやく聴きました。

ハナレグミの『あいのわ』。

いやぁ、最高最高。



何て言うか、この人は心の底から信じてますね、音楽の力を。
その根っこを疑ってないからこその自然体。
じゃなきゃ、こんな生命力にあふれた歌は歌えないと思います。

うん、音楽って素晴らしいですね。

『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破』

いよいよ、公開された『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破』。
早速観てきました。



いやー、すごかった。

いわゆる「セカイ系」のはしりとも言われた、
TV版・旧劇場版の箱庭的世界観、内省的で閉塞していた物語が、
文字通り"破"壊され、外の世界に開かれた物語、
そして壮大なエンターテイメント作品へと、
生まれ変わっていました。

とはいってもそこは当然ヱヴァなので。
斬新な映像表現はもとより、
旧作からの特徴でもある人間の感情の本質を暴き出すような演出や、
観客のトラウマになるような衝撃的シーンも満載。

何より、テレビ版や旧劇場版を知っている人ならば、
誰もが衝撃を受けるであろう、驚愕の展開があって、
僕なんか冗談抜きに腰を抜かしました。

そして映画ラストに向かって高まり続けるフィルムのテンションと、
そのラストに待ち受ける最高のカタルシス!
泣いた!!

今回、映画公開前には通常では考えられない程の情報統制が行われていたようですが、
すべてこの展開のためだったんだな、と、見た瞬間に納得。
他の観客を見ても、皆、あえてその状況を楽しんでいた様子。
これこそ作り手と観客の、美しい共犯関係。

いやぁ、まだ物語が完結したワケではないのですが、
すでに現時点でアニメ史に残る大傑作の予感がビンビンします。

もう、続きが待ちきれない!!
前作の「序」から約2年。
今度もまた2年も待たされるのでしょうか、、、。

とりあえず、まだ初見。
近いうちに2回目を見に行ってきます。

最後に、竹熊健太郎氏のこの映画に関する発言を引用。

「旧作とは全然違う。
 確かに大筋は一緒だし『エヴァ』には違いないが、
 もう別作品と言っていい。
 前回の『序』であえてテレビ版の序盤そのままをなぞって見せたのは、
 これをやるための前振りだということがよくわかった。
 確かにこういう“リメイク”は見たことがない。
 テレビ版や旧劇場版も傑作だったけれども、
 今度の『ヱヴァ』がもしこのテンションのまま完結するようなら、
 おそらく50年後も語り継がれるような大傑作になると思う」

2009-06-26

visvim 2010 Spring/Summer

早くも来年の春夏の速報が。





秋冬も要チェックなアイテムが山盛りなのに、
ファッションシーンは相変わらずせっかちです。

とは言え。
数少ない写真からコレクションの全体像を想像している今が、
実は一番楽しかったりしてね。

KING OF POP



たぶん今は、天国へ向かう途中。
フラッと立ち寄った月面で、ムーンウォークでもしてる頃。

今夜はちょっと、窓から月でも眺めてみようか。

R.I.P.

2009-06-25

BILLY BAT 1巻 発売!!

浦沢直樹の最新作!
とうとう発売されましたね!!

そう、「BILLY BAT」1巻!!



この人の漫画に関して
(まぁ、そのほとんどが「20世紀少年」を指しているのだと思いますが)、
物語の風呂敷の畳み方が下手だというようなことが良く言われます。

まぁ、その意見は決して間違ってはいないのですが、
僕はそれでもこの人の漫画を絶対に支持します。

最近の漫画界で、ここまで豪快に、
途方もない大きさの風呂敷を広げられる作家はなかなかいません。
しかも、これほど魅力的な広げ方をできるのは、この人ぐらいじゃないでしょうか。

僕なんか、風呂敷を広げる時点でこれほど楽しまされたら、
正直言って畳み方なんかはどうでもよくなっちゃう・笑。

このBILLY BATでは、
序盤から今までになく巨大なお話の風呂敷が広げられていて、
正直、どういう形の風呂敷なのかすら未だ見えないほど!

本当にこれからの展開が楽しみです!

2009-06-23

HALCALI×Tokyo No1 Soulset

新しい日産キューブのCM見てひっくり返りました。
イヤミとかニャロメとか赤塚キャラが満載でPOPな仕上がりなのですが、
驚いたというのはそのCM曲の方。

あの「今夜はブギーバック」をHALCALIとTokyo No1 Soulsetがカバーしてます!
曲調は最近のソウルセットのフレーバー満載な感じで。

うーん、悪くないかも。

2009-06-22

Visvim FBT LHAMO-FOLK Red

ほほう、。
こんなカラーも出るのかいな、、、。

赤、良いですね。



僕はFBT SHAMAN-FOLKを愛用してますが、
このFOLKシリーズの凄さって、一度足を通してみないと分からないです。
履けば履くほどに足に馴染んでいくこの感覚、、、。
まだ履いたことない人には、ぜひ一度味わってもらいたい。

ちなみに、「丘の上のパンク」でも紹介されたし、
結構知ってる人も多いでしょうが、
この"FBT"というモデル名は、"Fun Boy Three"に由来するものです。

"The Lunatics Have Taken Over the Asylum" Fun Boy Three

ウルトラマンサイダー

通勤途中に立ち寄った自販機で、
こんな物を見つけました。

ウルトラマン柄のサイダー。



個人的にはウルトラセブン柄が良かったなぁ~、、、。

"RELATIONS series5"

キターーーーーー!!

本日、オーガナイザーのW氏よりご連絡を頂きました!!
クボタタケシ様、来鹿!!

ターンテーブル沖で発生し、
フロアの熱を吸収して勢力を強めたクボタタケシ台風が、
鹿児島の熱帯夜をさらに熱くする!

今年もまた僕の汗腺と涙腺に洪水警報が発令されるのか!?

ああ!水を下さい!!



■日時
2009年8月1日(土)
スタート21:00~

■場所
CAVE

■イベント名
" RELATIONS series5 "

■Special Guest DJ
クボタタケシ

■Guest DJ
坂元浩仁(SARAVAH)
Nishi(eff project)

■Resident DJs
若松徹幹(FREAK/RELATIONS)
濱田隆文(FLAVOR/ RELATIONS)
石橋慶司(GARDEN)

■チケット
acoustics addict 223-3614
GADGET 099.225.8400
FARM YARD 239-1235
RITZ 224-6717
bajeena 250-8870
CAVE 267-2096
VILLAGE VANGUARD CAPARVO 223-6601
LU-CA waffle cafe 226-4800
OWL 222-0357
SARAVAH 227-3228

■料金
ADV:2500YEN/1Drink付
DOOR:3000YEN/1Drink付

■info:CAVE 267-2096

2009-06-21

BOY ME(A)TS GIRL.

今日は彼女とヨコムラへ行ってきました。

久しぶりでしたけど、やっぱ美味しい。
牛一頭分くらい(?)、ガッツリいただきましたよ、肉。





まだ梅雨も明けていないのに、
ちょっと気が早すぎるかもしれないけど、
今のうちから夏バテしないようにエネルギーを蓄えました。

さてと、次は鰻かな?

「新・日本国憲法」

色んなところで話題になってますが、
今日の読売新聞にドデカい一面広告が掲載されてました。


※写真は転載です。

良く読むとわかるんですが、
コレがまぁ、とんでもない憲法です・笑。

とりあえず、憲法から国民主権をカットすんなよ・笑。

あとこの辺ね。

※第三条
 行政は、国民投票による大統領制により執行される。
 大統領の選出及び任期は、法律によってこれを定める。
※第四条
 大統領は国家の元首であり、国家防衛の最高責任者でもある。
 大統領は大臣を任免できる。
※第十二条
 マスコミはその権力を濫用してはならず、常に良心と国民に対して、責任を負う。

何か、背後にうごめく者達の意図が透けて見える、、、、
というよりも、この時点で丸出し・笑。

特定の誰かを大統領に置く事が目的で。
さらにマスコミの批判的な言論を封殺したい、と。

ふーん。

『MELLOW BEATS,FRIENDS&LOVERS』

久々にビビビッときました。
JAZZY HIPHOPコンピレージション・シリーズ『MELLOW BEATS』のジャパニーズ・エディション。

例によって、例の如く、監修・選曲は橋本徹です。

『MELLOW BEATS,FRIENDS&LOVERS』


01. Kiss Of Life
02. After It
03. Aurora
04. Sitting on the Beach
05. Green Power
06. Departure
07. Right Here feat.Dwele
08. Jazzy Joint feat.Jose James
09. revans
10. Gelnia
11. The Session feat.Henrik Schwarz,Yoshihiro Tsukahara
12. lust
13. #1 Dub
14. Vision Eyes feat.Golden Boy
15. Maintain feat.O.C.
16. Child’s Attraction

「日本が誇るNujabes、INO hidefumi、CALM、レイ・ハラカミ、DJ MITSU THE BEATSなど、
 クラブ・ジャズ~ジャジー・ヒップホップ~エレクトロニカのメロー・トラックを厳選!
 目玉としてNujabesの新曲を2曲収録!」

は~、、、いいわぁ~、、、、。

休み明けはこのコンピ聴きながら出勤しよう。

2009-06-20

ふざけんなよ、、、、

今週末観ようと思っていた映画「レスラー」。
さっき上映時間を調べようとしたところ、衝撃の事実が。

なんと、鹿児島では今夏公開予定ということで、まだ上映してませんでした、、、、。

げー、予定狂っちゃったよ。
いや、まぁ、ちゃんと調べてなかった僕が悪いんですけど。
それにしても、どうにかなんないですかね、この情報過疎地ぶりは、、。

頭に来たので関係ない画像でも貼っておきます・笑。

2009-06-19

"Let It Flow Again" スチャダラパー feat ロボ宙

今日のBGM。
これもまた、自分内における夏のアンセム。

"Let It Flow Again" スチャダラパーfeat.ロボ宙


気持ち良い~!!

『ソニアのショッピングマニュアル』

スタイリストのソニア・パークが厳選した、
究極のスタイリッシュアイテムを集めた本。

まぁ、僕には関係のない物ばかりなんですが、
眺めてるだけで、何となく楽しくなってくるんですよね。

で、しばらくすると、この本から伝わってくる、
いわゆる「オシャレで素敵な生活」というヤツと現実の自分の生活が、
あまりにも乖離していることに気付き、激しく落ち込むという・笑。



そして、今年の夏には、同じマガジンハウス社より、
この人のこんな本が、、、、



紹介されるのは、ほとんど自分がらみのアイテムばかりなんでしょうが・笑。
なんかあざといなぁ、なんて思いつつも、
やっぱり買っちゃうんでしょうね、、、、俺。

UNDERCOVER 2010 Spring/Summer Collection @ Pitti Uomo



アンダーカバー初のメンズ・ランウェイショー。
コレはヤバいです。

レリーフ期のコレクションの雰囲気に近い感じ?
いや、でもそれとも違うな、確実に。

最近のレディースのテイストが、いい感じにフィードバックされて、
今まで見たことのないアンダーカバーの表情が表現されています。

詳しくはココで
ショーの動画が見れます。

ヱヴァンゲリヲン新劇場版・破 公開記念 深夜の緊急鼎談

TBSラジオの『文科系トークラジオlife』のスピンオフ企画。

来週末の映画の公開に合わせ、
深夜に2時間30分にわたって放送されました。

『ヱヴァンゲリヲン新劇場版・破 公開記念 深夜の緊急鼎談』



竹熊健太郎×宮台真司がメインパーソナリティとなって、
TV放送時の14年前に何があったのか、当時の社会状況を分析しつつ、
サブカルチャーや社会学の文脈を通してヱヴァンゲリヲンを語るという番組。

二年前の『ヱヴァンゲリヲン新劇場版・序』公開時にも同じメンツで放送されましたが、
その前回と同様、今回も濃い話が満載で面白かったです。

podcastでも聴けるようなので、
気になる方はコチラからどうぞ。

ああ、公開が待ち遠しい、、。

2009-06-18

『レスラー』

いよいよ日本でも公開になったということで、
今週末あたりに観に行こうと思っています。

ミッキー・ロークのカムバックで話題になった映画、『レスラー』。



自らの生き様を貫き通す中年プロレスラーの姿を描いたエネルギッシュで感動的な人間ドラマ。
惜しくもオスカーは逃しましたが、数々の映画賞を受賞した作品です。

ただ、ずっと楽しみにしていた映画ではあるのですが、
タイミング的に、どうしても三沢の事が思い出されそうで、
なんだか複雑な気分、、。

今日も朝から、三沢の入場テーマ、
「スパルタンX」を聴いています。

2009-06-17

懐かしのAPE

もう10年以上前、大学一年の頃に買ったAPEの半袖シャツ。
スチャダラのボーズや小山田圭吾が着ていたタイプで、
大事に大事に愛用していました。

大事にし過ぎて、どこにしまったのか分からなくなっていましたが。

今年は10年ぶりに活躍中です。



それにしても、このころのアイテムはデカイ!
いや、今となってはとても助かるんですが。

今ほど太ってなかった当時は、どんなふうに着ていたんだろう、、、。

"Aurora" chari chari

今日のBGMはこちら。

まだ聴いてんのか、って言うツッコミは無しの方向で・笑。
この季節になると、やっぱ毎年聴きたくなっちゃいます。

来月は奄美の皆既日食イベントに来るんですよね、確か。
うーん、行きたいけど、、行けないわなぁ、、、。

"Aurora" chari chari

「石焼きビビンパ灼熱食堂 パックンパ」

Tredunoの前にできていた石焼ビビンバのお店。
この間、何となく気になって入ってみたら、
思いのほか美味しかったです。

「石焼きビビンパ灼熱食堂 パックンパ」

 鹿児島市東千石2-18
 TEL:099-222-3130
 営業時間:11:30~14:30  / 17:30~22:30
 定休日:火曜

名前のとおり、石焼ビビンバのお店です。

何といってもコストパフォーマンスが素晴らしい。
メニューのほとんどが、580~700円代という、
お財布に優しいプライスライン。

ちなみに写真は焼きカレーチーズカレービビンバ。




写真の通りスープ、サラダがついて、お値段は680円。
ね?安いでしょう?
このお値段でこのクオリティは結構嬉しい。
日本のデフレもここまで来たか、といった感じ。

ちなみに、何と持ち帰りもできるそうです。
、、、ってアツアツの石焼ビビンバをどうやって持って帰るんだ、、?

『刑事物語』DVD化!!

小学生の頃の僕にとって、
武田鉄也はアクションスターでした。

映画「刑事物語」で武田鉄也が演じた、
鈍臭そうな外見、優しい性格とは裏腹に、蟷螂拳の使い手である片山刑事。
最高に格好良かった!



ゴールデン洋画劇場や金曜ロードショーで、
「刑事物語」が放送された翌日には、
プラスチック製のハンガーでハンガーヌンチャクの真似をしつつ、
「違う!木のやつ~!!」
と叫んでましたよ、、。
ってコレ、どれくらいの人が覚えているんでしょうか・笑。

その「刑事物語」が、
HDリマスター版DVDで9月2日に発売されるそうです。
今回が初のDVD化。



4,5年前にビデオで「刑事物語2」を見返したときは、
思いのほか悲しいストーリーだったことに驚きました。
子供の時はアクションしか見てなかったけど、
結構シリアスで涙腺にもグッとくる作品だったんですね。

吉田拓郎の主題歌「唇をかみしめて」も心に染みます。

今から発売が待ち遠しいです。

2009-06-14

「番屋 恵比寿」  

昨日は、尊敬する人生の先輩お二人、FさんKさんにお誘いを受けて、
久しぶりに夜の天文館に繰り出しました。

グルメ番長でもあるFさんのお勧めで向ったお店は、
中央ビルの地下にあるお店。

「番屋 恵比寿」
 鹿児島市山之口町1-10 鹿児島中央ビル地下1F
 099-221-5502
 11:30~14:00・17:30~23:00
 


いやぁ、初めて行ったんですが、
ビックリするくらい美味しかった!

刺身5種盛り、赤鳥のから揚げ、豚足に鮎煎餅、納豆のかき揚げ、
さらには焼きそばに揚げたこ焼きなど、、、何を食べてもとにかく美味しい。

久々のお酒でしたが、ビールと焼酎を煽りながら、ひたすら食べ続けました、、、。




特に、パンの耳にミディアムレアで焼かれたサーロインをサンドした料理が激ウマ。
お二人も気に入ったようで、もう一皿追加注文してしまいました。
こういうメニューがある居酒屋っていうのも珍しいですよね。
いや、ホント美味しかった。

美味しい料理も頂いて、
良い感じにお酒も入ったお二人と僕。
勢いに乗って、この店のあとも2軒ハシゴし、
3時過ぎまで飲み続けました、、、、。

酒を酌み交わしながら聞くことのできた、
経験豊富で、広い視野を持つ、
人生の先輩お二人からのお話は、
僕にとってとても興味深く、
また、勉強になるものばかりで。

「触発」なんていう言葉を使うのはおこがましいですが、
とても良い影響を受けました。

目一杯御馳走していただいた上に、
良いお話まで聞けて、
いやぁ、とても有意義な一夜だったなぁ。

Fさん、Kさん、本当にありがとうございました!
そして、御馳走様でした!
出世払い、いつになるか分りませんが、頑張ります・笑!

ちなみに、午前中は二日酔いで死にかけてましたよ、、、、。

三沢光晴

中学校の時くらいかな。
全日本プロレスと新日本プロレス、
両団体の試合が、深夜のテレビ中継で見られた頃。

当時、僕らにとってのスーパースターと言えば、
アントニオ猪木でも、ジャイアント馬場でもなくて。

新日派にとっては、橋本真也、武藤敬司、蝶野正洋の闘魂三銃士であり、
そして全日派にとっては、小橋健太、川田利明、そして三沢光晴でした。

スポーツが得意なわけではなく、
女の子にモテるわけでもなく、
いわゆる不良と呼ばれるような人種でもなかった、
何というか、華やかな学校生活からは遠く離れたところで生活していた僕ら。

そういう奴らは決まって、その深夜のプロレス中継を夢中で見ていました。

軟派な理屈など存在しない、男が肉体言語だけですべてを表現する、
汗臭いロマンチシズムが充満した、プロレスのリングという場所。

学校生活をつつむ「トレンディ」な空気感に違和感を感じていた僕らが、
心の中で探し続けていた「ここではないどこか」は、そのリングの上に在ったのです。

そんな思いを共有する多くの友人たちと、
毎週のテレビ中継を観た翌日に、全日派と新日派に分かれて、
激論を交わしていたことを思い出します。

僕が好きだったプロレスラーは、橋本真也と三沢光晴。
特に三沢は、僕にとってのスーパースターでした。

代名詞のエルボーにタイガードライバー。
タイガードライバーは無理だけど、三沢のエルボーはよく物真似していましたよ。

三沢と同じように、全日の看板選手だった川田利明との試合は、
危険な角度の打撃や投げ技の応酬で、
本当にどちらか死んでしまうのではないか、と思うほどの、
とにかく激しい戦いばかりで、毎回、心を震わせていました。

マットに体を打ちつけながら、
相手の技を真正面から受け止めながら、
どんなに劣勢でも決して諦めることなく相手に立ち向かう彼の姿は、
当時の僕に、計り知れない力と勇気を与えてくれました。

人生はカウント2.5から逆転できると、教えてくれたのも彼でした。



その三沢が逝きました。

リングの上で。

今度の月曜日は、鹿児島で試合が予定されていました。
久しぶりに、三沢の試合を生で観戦できるはずでした。

橋本真也の時も、ショックで、しばらく何も手につきませんでしたが、
今も、ちょっと放心状態です、、。

こんな事を言うと、三沢は悲しむかもしれないけれど、
僕はもう当分、プロレスは見ないと思う。

だって、どれだけリングの上を見回したとしても、
三沢光晴は、もう何所にもいないのだから。

2009-06-12

『精神』

2007年、実際の川崎市議会補欠選挙の選挙運動に密着した『選挙』という映画で、
ドキュメンタリー映画とも異なる、テロップも効果音もない「観察映画」というジャンルを確立し、
ノンフィクションの新たな地平を切り開いた、想田和弘監督。

その最新作がこの映画『精神』です。


 「外来の精神科クリニック「こらーる岡山」を舞台に、
 心の病を患う当事者、医者、スタッフ、作業所、
 ホームヘルパー、ボランティアなどが
 複雑に織りなす世界を観察したドキュメンタリー。
 日本社会がタブーとして来た題材を敢えて正面から見つめ、
 当事者たちの日常生活、思想、不安、悩み、苦しみや喜びに肉薄する。」
 (wikiより)

まず何よりも、この映画の画期的(?)なところは、
登場人物、つまり、実際の精神病患者の顔に、
一切モザイクをかけていないこと。

想田和弘監督は、
「被写体の顔にモザイクをかける手法は、当事者に対する偏見やタブー視をかえって助長する」と考え、
素顔で映画に出てくれる当事者のみにカメラを向けたそうです。

当事者の為という名目で使われるモザイクという手法が、
あのモザイクの向こうにあるものは、
「直視してはいけないもの」であり、「触れてはならないもの」であり、
さらには「向こう側のもの」であるという、
そういった偏見、境界線を生み出しているというパラドックス。

この映画は、モザイクを使用しない、という手段を選んだことで、
そのパラドックスを力強く踏み越え、
様々な症状を抱えた人々の姿を克明に描き出しながら、
さらには、こうした心の問題が決して特別なものでもないことを、
観る者の心に刻み付ける作品になっているそうです。

いやぁ、観たい!!

、、、ところが残念ながらこの映画、
現在のところ鹿児島での上映は予定されていないみたい。
全国でも、見れる地域は限られているようで。

『選挙』のときと同じように、
作品がDVDになるのを待つ他ないようですが、
待ちきれそうにありません。

7月からは福岡で公開されるそうですが、、、

行こうかな、福岡。

2009-06-10

FROG STORM

今日、TVのニュースで見ました。
こんな事ってホントにあるんですね。



☆<オタマジャクシ>空から大量に 石川で奇妙な現象相次ぐ。【毎日新聞】
『石川県内で今月に入り、空からオタマジャクシが大量に降ったとみられる現象が相次いでいる。
魚が竜巻に巻き上げられるケースは報告されているが、
今回は竜巻が発生するような気象条件になく、関係者は首をかしげている。
同県七尾市の中島市民センターの駐車場で4日午後4時35分ごろ、
男性職員が地面や車の上に体長2~3センチのオタマジャクシ約100匹が
散らばって死んでいるのを見つけた。
風は弱く、職員は「バタバタ」という音で気付いたという。
6日午前7時半ごろには、同県白山市の民家周辺でも約40匹が見つかった。
この家に住む石川信子さん(75)は
「つぶれたのもあり、周りは水でぬれていなかった。キツネにつままれた気分」と話した。
いずれも水田に近い場所。金沢地方気象台によると、
両日とも曇りで竜巻が起こる気象条件にはなかったという。
「巻き上げられたとしても、オタマジャクシだけでなく、
同じ体積のゴミなどが一緒に降って来るはずだが」と首をかしげる。』

このニュースを見て、真っ先に思い出したのは、
大好きな映画、『マグノリア』のこの映像。
登場人物たちの人生に、奇妙な奇跡が、文字通り「降り注ぐ」シーンです。



映画全体を通して観ると感動的なシーンなんですけど、
ここだけ抜き出すと、何か随分と気色悪い映像ですね、、、笑。

2009-06-09

忘れられない名シーン『太陽を盗んだ男』

僕的に、邦画の中で最も好きな映画かもしれない、
"ゴジ"こと長谷川和彦監督、沢田研二主演の『太陽を盗んだ男』。

その中で、滅茶苦茶カッコ良くて、忘れられない名シーンと言えばコレ。



盗んだプルトニウムで原子爆弾を完成させたジュリー演じる城戸が、
ラジオから流れるボブ・マーリーの「GET UP,STAND UP」に合わせ、
喜びを爆発させながら歌い、踊り狂うという、狂気に満ち溢れたこのシーン。
ちなみに余裕で被爆中。

いやぁ、最高ですね。

GOODENOUGH DEBUT T-SHIRTS

6月13日より、時しらず代官山、原宿、大阪、名古屋の4店舗と
時しらずZOZOTOWNにて、グッドイナフの復刻Tシャツが発売らしいです!。
久しぶりに脳汁が出ました!!



再発とか、セルフパロディなどには縁遠いと思っていたGOODENOUGHが、
こういうアイテムを今リリースするっていうのは、すごく意外なんですが。
これに関しては大歓迎ですよ、ホント。

着る着ないは別にして、持っておきたい!
アラサーの裏原世代なら誰でも反応しちゃうのでは!?
でも、プレミアついちゃうんだろうなぁ、、。
いかんせん、欲しがりそうな世代がみんな金持ってるからなぁ、、今は。

時しらずはGOODENOUGH×Gショックもリリースしてましたし、
初期のキャップの復刻も行ってましたし、
何か、どういう繋がりなのか分からないけど、すごいですね。

2009-06-07

『BISTRO Petie Bijou』

今日は、鹿児島市は荒田八幡近くにあるフレンチレストラン、
『BISTRO Petie Bijou』にてランチ。



ランチメニューはパスタ・魚・肉の3種類のコースから選べて1500円。
魚のランチをオーダーしたところ、
今日は「イサキの香草焼き」でした。

それが美味いのなんの!!
ちょっと久し振りに食べ物で興奮してしまいました、、。
前菜のサラダやチキンスープ、デザートのプリン・アラ・モードまで、
どれも美味しかったのですが、
このイサキの料理は正直驚きましたね、、、。

今度はお肉のコースもぜひ試してみたい!






ランチタイムでも、予約をすることをお勧めします。
結構人気店のようで、普通に行っても、
お客さんや予約がいっぱいで入れないときがあるらしいですから。

おめでとう

サッカーのW杯アジア最終予選で日本代表は1-0でウズベキスタンを下し、
4大会連続のW杯出場を決めました!!




それにしても今日は、
観客も審判も、久々にゴリゴリのアウェー。
試合内容自体は決して褒められたものではなかったけど、
予選は結果がすべてなので。
まぁ、良かったとしましょう。

これからの1年間で、どれだけ世界水準に近づけるのか?
今度の南アフリカW杯では、ドイツの屈辱を晴らすことはできるのか?
日本にサッカーが伝わってから136年、
その集大成を見せるくらいの気持ちで頑張ってほしい。

とりあえず、今日のところは、おめでとう!
そんでもって、ありがとう!サッカー日本代表!!

2009-06-06

さあ、決戦だ。

いよいよ、今夜。
スカッと勝って、気持ち良く出場を決めてもらいたいです。

岡田監督を評価していない僕にも、
先日のキリンカップの中村憲剛をトップ下に置いた形は、
とても魅力的でした。
良い状態にチームが仕上がってるみたいなので、期待大。



中学三年の時に目の当たりにしたドーハの悲劇から15年。

アジアの出場枠拡大・日本サッカーのレベル向上等もあり、
日本がワールドカップに出場するなんて夢物語だったあの頃に比べると、
テレビの前で見てるだけで胃が引き裂かれそうになる、
そんな思いをするような試合は減りましたが。

それでもやはり、本戦出場が決まる試合となると、
否応なくテンションが上がりますね。

いやー、楽しみです。

最後に、日本がW杯初出場をきめた、
1997年11月16日、W杯アジア地区最終予選第3代表決定戦。
マレーシアのジョホールバルで行われた日本対イラン戦のテレビ中継時に、
NHKの実況アナウンサー、山本浩さんが残した名言を。

『このピッチの上、円陣を組んで今散っていった日本代表は、
 私たちにとって「彼ら」ではありません。
 彼らは「私たち」そのものです。』


頑張れよ!日本代表!!

2009-06-05

『1Q84』

先日出版されましたね。
本日立ち寄った書店では売り切れ。

聞くところによると、全国的に品切れ状態みたいです。
そんなに売れてんの、、?



僕は熱狂的な春樹ファンでもないし、
この作品についても待ち望んでいたっていうワケじゃないんですが。

でも、一足先に読んだ方に聞いた感じだと、
僕がとても好きなお話っぽかったので、俄然興味をひかれました。

うーん、早く読んでみたいです。

「ツービート最後の営業」

芸人さんのこういう熱い話にはホント弱い僕なんですが。
これまた涙腺が緩んでしまうようなお話でした。



華やかな舞台とのコントラストが、切なくも感動的。

ショーツ×長袖シャツ

Tシャツ一枚じゃ寒いし、長袖じゃ暑い、
そんな夏前の微妙な気候になると、
必然的に、ショーツ×長袖シャツという組み合わせが多くなります。

で、シャツと言えばやっぱりボタンダウン。
ユニクロのボタンダウンシャツ、
サイズ感やカラバリが豊富なところが好きで、
最近よく着ていますが。

さらにこちらは、昔リリースされたVISVIMのボタンダウンシャツ。
サイドから脇にかけての切り返しが良い感じ。
諸事情で寝かせてありましたが、今年こそは活躍してくれそう。



↑↑関係ないですけど、このクリーニング屋の青いハンガー。
 何かシャツまで貧乏くさい感じになりますね、、、、笑。

Budweiser x Supreme

またもやSUPREMEがやらかしました。
今度はBudweiserをフックアップ。

そういえば、中学生の頃流行ってました、、、、。
僕も着てましたよ、メッシュキャップや背中にロゴの入ったシャツにスウェット。
あれ、どういう経緯で流行したんでしょうか。
まったく背景を知らないまま着ていたのですが。
今思い出すと、何か、こっ恥ずかしいです。

今となってはビールのキャンギャルが着てる、
ボディコンスーツっていうイメージが一番定着してるんじゃないでしょうかね、
Budweiserのロゴが入った洋服なんて。

ところがどっこい、
今回のコラボレーションではSUPREMEのフィルターを通すことで、
現代のストリート使用のアイテムへと、立派に生まれ変わってます。

うーん、感服いたしました。