先日、地元のレンタルビデオ屋さんで久しぶりに発見し、
ついついレンタル、、、。
僕が三池崇史を知るきっかけになった映画、『極道戦国志 不動』。
最初から最後まで凄まじいテンションで、
セックスとヴァイオレンスの血絵巻物が繰り広げられる、
最高にカオスな映画。
ランドセルから拳銃を取り出したり、
人の生首でサッカーをする子供の殺し屋には、
当時凄まじい衝撃を受けました。
いま再び見返しても、
画面から生臭い匂いが伝わってくるようです。
昔見た時(10年以上前)は、主役の役者が誰か分からなかったんですが、
谷原章介だったんですね。
なんと、これが初の主演作だったとか、、、。
ちなみに、この作品は、続編で2と3が製作されましたが、
三池監督がノータッチなので、全くの駄作です。
やはり、映画というものは監督個人の資質がちゃんと反映されるんですね。
2と3の監督も、1のテイストを真似しようとしてるんですが、
どうにも付け焼刃感が拭えなくて。
1を特別な作品とたらしめていた狂気性が、
微塵も感じられませんでした。
やっぱりそういうのは、
ナチュラルにヤバい人が撮るからこそ、
スクリーンに焼きつけられるんでしょう。
そういった意味では有名な『殺し屋1』なども最高でしたが、
やはり、この『極道戦国志 不動』の方が僕は好きです。
ついでに、三池作品と言えば、
この二つも傑作です。
興味がある方は、一度見てみてください。