90年代の後半、ヤングサンデーの連載ラインナップはヤバかった。
『殺し屋1』と『ザ・ワールド・イズ・マイン』
そして、この『バクネヤング』という、
超アナーキーな作品が同じ時期に連載していたというのは、
ほとんど奇跡みたいな事です。
特に『バクネヤング』は、そのラインナップの中にあって、
さらに異彩を放っていた作品でした。
『殺し屋1』と『ザ・ワールド・イズ・マイン』は、
かろうじてメジャー誌作品の雰囲気を漂わせていましたが、
こちらはマイナー&カルト臭が凄まじい!
画面の異常な描き込み、過剰にデフォルメされたキャラクター、
異常なテンションで展開する荒唐無稽&ウルトラヴァイオレンスなストーリー。
でも、不思議と洗練されてるんですよね、、、。
とにかくオンリーワンな作品です。
未見の方にはぜひお勧め!!
で、その『バクネヤング』の作者、松永豊和氏が自身のHP上で
『邪宗まんが道』という、松永氏の半自伝的な小説作品を公開されているんですが、
コレがまたヤバいんです!!
作者の赤裸々な語り口と、その業の深さに、
読後は何とも言えない気持ちになります、、。
良くこんなの書く気になったなぁ、、。
でも本当に面白いので、ぜひ読んでみてください!
お勧め!!
「松永豊和公式サイト あの松永豊和は今」