『エーガ界に捧ぐ』の単行本です。
映画批評の体裁をとってはいますが、
(いや、実際にちゃんと映画批評もやってますけど・笑)
「金が無い」だの「悲惨な生活を送ってる」だの、
私怨とグチと駄洒落が散りばめられていて
中原昌也の鬱屈した「ボヤキ芸」が炸裂しています。
中原昌也の映画本といえば、「ソドムの映画市」が有名ですが、
B級やZ級のなかなか見ることのできない映画を多く取り上げてるそれと違って、
こちらは有名な映画を数多く取り上げていますし、
楽しく読めると思います。
いや、むしろ映画を見て無くても十分楽しめる映画批評本・笑。
投稿
