2008-08-04

思い出の天文館vol.2 "JAM"



大学に入って、本格的に天文館で遊ぶようになったきっかけは、
このお店に行ったことでした。

通りに面した小さなガラス製の扉。
店内は2畳ほどのスペース。

そこにいる店員さんの人はみな良き兄貴分的な存在で、
店に行くと、いつも先に来た誰かが店員さんと話し込んでいましたね。
音楽の話だったり、洋服の話だったり、女の子の話だったり・笑。

そういえば、話が終わるのを店の外で待っているうちに、
他の見知らぬお客さんと仲良くなったりもしました。

店員さんがつないでくれた「輪」のいくつかは、
10年以上経った今でも続いています。

僕の宝物です。

店内に並ぶのは、ショップオリジナルの商品。
当時、僕の知る限り、鹿児島でオリジナルの商品を作っているところは、
このショップ以外にはありませんでした。

ここで買ったTシャツを着て街を歩いていて、
同じTシャツを着た人とすれ違ったりすると、
妙な連帯感みたいな物を感じたりもしたものです。

いい意味で「共犯者」、とでも言うのでしょうか。

俺達とJAMが、鹿児島を盛り上げていくんだぜ!
って言うような気概みたいなものを共有していた気がします。

今ではそこからさらに次のレベル、次のフェーズへと移行し、
新しい"DEF"というお店に生まれ変わりました。

昔以上に、パワフルに前進を続けながら、
昔と変わらず、天文館という場所で
今も色んな人たちに、素晴らしい「場」を提供し続けています。

DEF