2008-08-04
思い出の天文館vol.1 "AS"
高校を卒業して、大学の入学式の日。
式が終わったその足で、早速僕は友人に頼んで、
天文館の洋服屋、『AS』に連れて行ってもらいました。
当時のショップは、
一階にギャルソンが入っているビルの四階。
入り口の木製の扉に星の形の窓がついて居たのが印象的で。
店内は予想より狭く、ウッドの質感を生かした内装でした。
まず、いきなりその雰囲気にヤラれて。
まるで、異国の文化に触れたような、
カルチャーショックにも似た衝撃を受けました。
店内に入って、洋服屋のはずなのに
商品がほとんど無いのにもビックリしましたが。
いつ行っても売り切れている商品(笑)。
改装の時の大行列。
間違いなくあの当時の鹿児島における
ファッション、サブカルチャーの震源地の一つでした。
洋服とは、ただ着る物ではなく、表現であり、意志表示であるということ。
洋服から何かを学ぶことができる、ということ。
そこで初めて知りました。
今も、場所と名前を変え、変わらないスタンスで存在し続けています。
AS laboratories / FARMYARD