2009-11-14

『大あたりアイスクリームの国へごしょうたい 』

小学生の頃、夏休み前になると、
学校で推薦図書の一覧が配られて、
その中から3冊くらい本を買ったのを覚えています。

その中で、一番のお気に入りだった、
そんな一冊がこちら。

『大あたりアイスクリームの国へごしょうたい』



何かね、今思い出すとホントしょうもないような内容なんですよ・笑。

アイス食ったら大当たりが出て、
その賞品としてアイスクリームの国の工場に見学に行く、
っていう話なんですね。

で、この本の何にフックがかかったかというと、
「アイスの種」の描写なんですよ。
何とアイスクリーム工場では、
シロクマたちが「種」からアイスを育てているんですね。
例えば、アイスの木が音楽に合わせて踊ってて、
その音楽が終わるとアイスが出来上がったりするワケ。

そして、主人公の男の子がお土産に虹色の種を貰うんですが、
この種を貰って冷蔵庫に入れとくと、いつの間にかアイスが出来てるんですよ。

この描写が死ぬほど羨ましくて。
夏休みに指くわえながら読んでいた事を思い出します。
まさにマニア垂涎ならぬ、児童垂涎の一冊でしたね。

先週、職場で子供時代に食べてたアイスの話になって。
その時、ふとこの本の事を思い出したのです。

その後、家の本棚を探してみたのだけれど、
結局見つかりませんでした。

どこに行ったんだろう。
もう長いこと忘れていた本なのに、どうしてももう一度読みたい。
このタイミングで読まなきゃ、
もう一生この本の事を思い出さないような気がする。

明日、もう一度探してみようか。

ちなみに、子供の頃大好きだったアイス。
僕はコレでした。

『おとぼけくん』