2009-11-01

THIS IS IT について追記

昨日、『THIS IS IT』を観に行ったわけですが。
時間がたって、ちょっと思う事もあったので追記。

なんというか、追悼ムードというよりも、
世界なアーティストと、その周囲の人々が、
一つのステージを作り上げるために共に努力している姿が描かれるという、
ポジティブな雰囲気に満ちた映画でした。

そりゃ描き方っていっても、もちろん、
もともとリハーサル風景を収めたVTRで作られている映画なので、
それはもう淡々としたものなのですが、
その雰囲気が逆に、
マイケルが本番のステージに立つことなくこの世を去った、
という現実を観ている人に感じさせないというか、、。
今、世界のどこかでこのステージが行われていて、
踊り、歌うマイケルの姿に熱狂している人たちがいるんだろうなぁ、なんて、
そんな錯覚を覚えちゃうくらい。

世界中の彼のファンは、この映画で救われるんじゃないかなぁ。
本当に観て良かった。

それにしても、あのステージの演出は素晴らしい。
リハーサルの映像だけでもお腹いっぱいになりそう。
このライブ自体が一つのアミューズメントパークみたい。
観客の期待に応えるために妥協を許さないマイケルの姿勢も素晴らしかった。

いやぁ、ホントに凄い。

それに比べて。

いや、比べてもしょうがないことは十分わかっているんですが、
コレを見ちゃうと、日本の「トップアーティスト」はねぇ、、、。

"1995 MTV VIDEO MUSIC AWARDS PERFORMANCE "