2010-01-21

閑話休題 『CLYDE』



かれこれ7~8年前、いや、もっとかな?
まだ、ASが菓々子横丁の裏手にあって、FARMYARDの隣にextreme lab.があったころ。
extreme lab.では一つ年上のFくんが働いていて、
僕らは、そのF君を中心としたグループでよく遊んでいました。

面倒見が異常に良いF君は皆の兄貴分で、
ほか弁や吉牛を持ち寄り、F君の家に夜な夜な集まっては、
ウィニングイレブン大会で盛り上がっていたことを思い出します。
そのまま家に泊めてもらったり、
夜中からビリヤードに行ったこともあったなぁ。

そういえば毎週末の夜は、与次郎のサングリーンでバスケットもしてたっけ。
最初は6人で3on3なんかでユルく楽しんでいたのに、
気付いた時にはいつの間にかメンバーが14,5人になって、
かなり部活みたいなノリになったんですよね。
その頃天文館のハヤカワスポーツに勤めていたI君に頼んで、
全員でユニフォームもそろえたんだった。
紺色のNIKEのユニフォーム。

ああ、懐かしい。

その頃、FくんはPUMAのCLYDEをよく履いていて、
特にWTAPSのBDUパンツに合わせてたのがメチャメチャ格好良く見えたのを覚えています。

F君を慕っていた僕らも、F君を真似してCLYDEを履くようになったんだよな。
いつだったか、サングリーンで集まった時に、
色違いのCLYDEが5人ほど集まって、
足下がゴレンジャーみたいになってたのは本当に面白かった。

F君はその後、幼馴染の方との結婚を契機にextreme labを辞め、
生まれ育った土地へ帰っていきました。
リーダーを失った僕らは、自然とバスケで集まることもなくなりました。
今思えばあの頃が、僕にとって本当の意味での「青春」だったと思います。

Fくんとは今ではなかなか会う機会もないのですが、
たまに街を歩いていてPUMAのCLYDEを見かけると、
その当時の事を懐かしく思い出すのです。

F君、元気かなぁ。会いたいなぁ。