長谷川和彦監督作品「青春の殺人者」
昔DVDで観たことがあったのですが、
ついこの間、某動画サイトで久しぶりに観ました。
「太陽を盗んだ男」「悪魔のようなあいつ」を世に送り出した、
伝説の監督、長谷川和彦の映画監督デビュー作です。
1974年に千葉県市原市で実際に起きた、
親殺し事件を下敷きにした、
中上健次の短編小説『蛇淫』が原作ですが、
大胆に脚色してあります。
人生を転げ落ちていく主人公の二人(水谷豊と原田美枝子!!)の姿が、
徹底して突き放した視点から撮られていて、、
観てると何だか胸が苦しくなってきます。
邦画史に残る名作です。
余談ですけど、
長谷川監督は次回作のテーマに連合赤軍を考えてた時期があったとのこと、、、。
それ観たかった~!!