我が家では年末の30日に、
早朝から餅つきを行う事が伝統となっており、
今年もそのしきたりに則って、
事前に何の打ち合わせもないまま、当たり前のように行われました。
大体、朝6時から昼前まで数時間にわたり、
実家の鉄工所内で杵と臼を使ったもち米ストンピングショーが繰り広げられます。
ちなみに、もち米はこうやって蒸かしています。
結構な火力なので、近くにいると暑いくらい。
早朝からの作業には非常に助かる。
そして、父親と母親の磨き抜かれたコンビネーション。
長年連れ添った夫婦の阿吽の呼吸が可能にする、熟練の技です・笑。
そしてひたすら丸める、丸める、丸める。
この作業を7セットほど繰り返すんですね。
楽しそうに見えて、コレが結構な重労働なんです。
ちなみにこの写真は、鏡餅。
やっぱりあんこ入りのお餅も重要。
今年もハイペースで無くなるのでしょう、、。
全ての作業が終了した後、
この窯の残り火を眺めていると、
ああ、今年も終わりなんだなぁ、、、と言う事を実感します。
昔は早起きは嫌だし疲れるしで、
死ぬほど嫌だったんですけどね、餅つき。
今では自分にとっても一年の区切りに不可欠なイベントとなりました。
決まった時期に、決まったイベントがあるっていうのは、
そんなに悪いことじゃあないって、そう思うようになったんです。
来年は、どんな気持ちで餅つきの日を迎えるんだろう。
良い一年になると良いなぁ。