2009-01-21

大統領就任演説

あと数時間で始まります。
第44代アメリカ大統領、バラク・オバマの就任宣誓式。



注目されているのはその就任演説。
黒人初のアメリカ大統領となる彼が、
アメリカ国民、そしてアメリカを取り巻く国々に、
どのようなメッセージを投げかけるのか。
とても興味があります。

就任宣誓式には200万人もの人が集まるとも言われていますが。
この注目度は凄いですね、ホント。

一方、その影に隠れていますが、
日本ではこんなことが起きています。

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『西松建設前社長を逮捕 外為法違反の共犯容疑 東京地検』

準大手ゼネコン「西松建設」(東京)の裏金問題を捜査している東京地検特捜部は20日、
同社前社長の国沢幹雄容疑者(70)が海外から裏金7千万円を
不正に日本に持ち込んだことに関与していた疑いが強まったとして、
外国為替及び外国貿易法(外為法)違反の容疑で逮捕した。
同社トップの逮捕により、特捜部は、国内外で作られた20億円超の裏金の使途など全容解明を目指す。

http://www.asahi.com/national/update/0120/TKY200901200334.html


『西松建設子会社が政界工作の窓口? 資金提供、裏金流出も』

準大手ゼネコン「西松建設」(東京)の外為法違反事件で、
東京地検特捜部に元社長の宇都宮敬容疑者(67)が逮捕された子会社「松栄不動産」(同)が、
西松の政界への資金提供の窓口だった疑いのあることが16日、分かった。
松栄は民主党の小沢一郎代表が党首を務めた旧自由党の政治資金団体などに献金。
西松が小沢氏ら国会議員8人の資金管理団体に
事実上の企業献金を行った際のダミーだった政治団体の代表は、
松栄の監査役を兼務していた。
特捜部は松栄を通じて裏金も政界に流れていた可能性があるとみている。
(略)
一方、西松はOBに2つの政治団体をつくらせ、
与野党の国会議員側などに約4億8000万円の脱法的な政治献金をしていた。
16~18年の間、最も献金額が多かったのは小沢氏だった。

http://sankei.jp.msn.com/affairs/crime/090116/crm0901162323038-n1.htm

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今日の西松建設前社長逮捕で、
操作の行方次第では、多くの国会議員、
特に、小沢民主党代表は窮地に立たされる可能性が大きくなってきました。
政権交代を目前にして、
民主党に致命的なダメージを与えかねないこのゴシップ。

ところが今日、民放のテレビはこの社長逮捕についてについてほとんど取り上げていません。
NHKではニュース速報まで流れたニュースなのに。
首相が漢字を読み間違えることについては頼んでもいないのに報じ続け、
一方、野党勢力のゴシップについては口をつぐむ。

特定政党への肩入れとも取れるマスコミのこういう態度には疑問を感じます。

僕も政権交代は望んでいるけど、
それとコレとは別問題だろ、、。

何にせよ、アメリカの(とりあえずの)希望に満ちたニュースを見ると、
自分の国の、とりあえずの希望さえ見えない悲惨な政治状況に、
なんとも惨めな気持ちになります、、。