おそらく、今月の総裁選で麻生なり小池なり、
自民党の新総裁、新首相を選んだ上で、
その支持率が高いうちに衆院解散、総選挙へとなだれ込んでいくんでしょうが。
普通の先進国で、
首相が1年余りの間で立て続けに二人も、
政権を投げ出す形で辞任するなんて、
まぁありえないでしょう。
この国は本当に末期だなぁと感じます。
これによって、次の衆院選での民主党の政権奪取が
いよいよ現実味を帯びてきた気がしますね。
まぁ、民主党が政権をとったとしても、
官僚主導で政治が行われるこの国の構造が、
ドラスティックに変化することは無いのでしょうが。
しかし、民主党が政権を奪取して、
それでも政治が僕達の望むような変化を成せなかった時に、
僕達はその次、何に、誰に、それを期待すればいいのでしょう。
「たとえ民主党でなくともアメリカのように定期的に政権の交代さえ行われれば、
官僚主導の政治というものは無くなる。」
そういう僕達の"唯一の"期待が裏切られた時、
政権交代での政治改革という幻想が打ち砕かれた時、
もう、この国の政治には何一つ期待できないことが証明された時、
僕達国民が、真の意味で政治に絶望してしまった時、
この国は本当に"終わってしまう"のではないでしょうか。
そうならないためにも、
自民党、民主党はじめ、全ての政党・政治家達が、
政治に携わるせべての官僚が、
そしてそれを選別・監視する、全ての有権者が、
今こそ真剣に「国家」というものについて考え直す必要があると思います。
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