一応、3月までが「2008年度」扱いになるんでしょうが、
今のところ、三月まで待ってもこのランキングは動きそうに無いので発表。
良い作品が多くて本当に色々迷ったんですが、最終的にこのようになりました。
あくまで僕が観た作品の中から選ぶランキングです。
第1位 レボリューショナリー・ロード
第2位 ノー・カントリー
第3位 ダークナイト
第4位 スラムドッグ・ミリオネア
第5位 ゼア・ウィル・ビー・ブラッド
1位と4位は最近観てブログにも感想を書きましたが、
両方とも本当に素晴らしい作品でした。
2位は大好きなコーエン兄弟の作品ということで。
彼らの最高傑作「ファーゴ」に勝るとも劣らないモノになっていたのでは。
炸裂するウルトラ・ヴァイオレンス。
緻密に練り上げられた、ある意味詩的なストーリー。
作品中に漂う雰囲気はこのランキングの中で一番好きです。
3位を観た時はその頃の気分に本当にハマりました。
何よりヒース・レジャーの熱演に尽きます。
でも、冷静になって考えると、
作品のテーマ的には、
日本の漫画作品などで繰り返し語られてきた物だったので、
日本人が観るとそんなに新鮮に感じないかも。
「善悪二元論」に対して疑問符を投げかけるやり方は、
永井豪の「デビルマン」以降、日本ではスタンダードなモノになりましたしね。
ということで3位。
5位はこれまた好きな、というか一番好きな監督、P.T.アンダーソンの作品。
今回は彼が得意とする群像劇ではなかったんですが、とても面白かった。
何よりダニエル・デイ=ルイスの演技がヤバ過ぎる!
小便チビリそうなくらい怖かったです・笑。
でも、次回作はまた群像劇でお願いします、、、。
彼の「マグノリア」に「ブギーナイツ」は今でも大好きな作品なので。
だいたいこんな感じです。
最初に言ったとおり、本当に迷いました。
どれも甲乙付けがたい。
1位と4位なんて最近観たばっかりだから、印象強すぎるので。
意外と、もう少し後で冷静になって考えると、
他の映画のほうが上にランキングされちゃうかもしれないんですが。
まぁ、それぐらいの僅差で決めたランキングですよ。
皆さんがDVDを選ぶ時なんかに、
少しでも参考にしていただけると幸いです。
とりあえず僕は今週末、
2位の「ノーカントリー」をもう一度観ようと思います。