2009-02-10

クイック・ジャパン81 号

今書店に並んでるクイックジャパンの81号。
昨年末に出てたんですが、相変わらずなかなか置いてある本屋が見つからなくて、
先日ようやく読みました。

今回の特集、メインは漫画。



浦沢直樹の15000字インタビューに、
『DEATH NOTE』や『バクマン』の原作者ガモウ、、じゃなくて大場つぐみのインタビュー。
そのほかにもハロルド作石や小山ゆう、新井英樹など、
注目のマンガ家のインタビューが盛りだくさんで、
かなり読み応えがありました。

特にガモウ、、じゃなくて大場つぐみと小畑健のインタビューは、
今一番楽しみな漫画が、二人の作品『バクマン』ということもあって、
かなり興味深く読みました。

週刊少年マガジンの漫画なんかは、
編集担当者が原作者も兼ねているケースが多いと聞いたことが有りますが、
ひとくちに漫画といっても、その作り方には色々なアプローチがあるんですね。

漫画特集の他にも今回は、
ゆらゆら帝国の特集や、内村光良のロングインタビューなど、
見所が多い号になってました。

興味のある方は、
今月末に次の号が出る前に、書店に走ってください!


【FEATURES.1】
◆浦沢直樹
・I do what I must do.
15,000字インタビュー
「何をやるにしろ、最終的にはお茶の間に流せない作品はやらないという基準を、僕は捨てたくない」
・浦沢直樹ファーストアルバム『半世紀の男』プロデューサー和久井光司インタビュー 「ぼくらに共通する“ロック屋”としての意識」

【FEATURES.2】
◆漫画の底力
・大場つぐみ/小畑 健(『バクマン。』)『バクマン。』は『DEATH NOTE』の最期から始まる
・小山ゆう――長寿連載を続けるということ
・槇村さとる――「成長」に寄り添い続ける
・神尾葉子――恋愛漫画で在り続けること
・[レポート]井上雄彦「最後のマンガ展」「マンガを読む」ということを体感する
・曽田正人――「キャラクターが動く」とは何か
・[レポート]西島大介の1日漫画教室
・五十嵐大介――「目に見えないもの」をいかにして描くか
・くぼたまこと――何の説明もしないずうずうしさ
・描き下ろし8ページ漫画!!くぼたまこと『天体戦士サンレッド―QJ出張版―』
・新井英樹――漫画の暴力は社会を変えられるか
・[証言]夏目房之介『BSマンガ夜話』に見る、漫画語りの魅力
・オノ・ナツメ――キャラクターは、永遠に広がり続ける
・浅野いにお――誰も「見たことない」漫画を描く
・桃森ミヨシ――ブレない情熱を注ぎ込む
・[評論]大塚英志 近代を擁護するということは「パクリ」を擁護することでもある
・ハロルド作石――音楽が終わったら(―When the music's over.)

【FEATURES.3】
◆ゆらゆら帝国・イン・ニューヨーク
「空洞」をめぐる6日間
・第1部 地図には存在しない帝国 ニューヨークライヴ密着ルポ
・第2部 「空洞」をめぐる対話 坂本慎太郎インタビュー

【REPORT】
・小説 古川日出男「叱れフルカワヒデオ叱れDLX」
・緊急寄稿 ササキアツシ「フルカワヒデオ∞ムゲンダイ」
・スタジオ・コント最後の希望、『笑う犬』復活記念!! 内村光良ロングインタビュー
・「みうらじゅんDS」DVD発売記念 みうらじゅんは一日にしてならず
・『千原ジュニアの題と解 O型編』刊行記念打ち上げドキュメント
・社会風刺コント集団“ザ・ニュースペーパー”
・映画『愛のむきだし』公開記念 園子温監督インタビュー
・岡田義徳×高橋一生
・タニノクロウ インタビュー
・映像集団「クルーザー」の世界
・よゐこ(芸人)×あらゐけいいち(コミック作家)
・フラワーカンパニーズ
・まきちゃんぐ
・サンドウィッチマンインタビュー
・バカリズム×BOSE
・吉田豪×磯部涼
・マッスル坂井トークショー
・夏木マリ