『容疑者Xの献身』

ここ数年、毎週の放送を楽しみにしていたドラマというのは、
片手で数えるほどしかないのですが、
『ガリレオ』はその中の一つでした。

ちなみに、
東野圭吾の原作は数年前に物凄く話題になっていたし、
直木賞まで取っていたので興味があったのですが、
今まで一度も読んだことがありません。

つまり、僕のこの映画に対する感想は、
ドラマのファンという視点から見た場合に限られるのですが、、、。

で、見て来ました。

いやー、本当に面白かった。
ちょっと感動して泣きました・笑。

まぁ通常、小説などを映画化する場合、
映画が原作より面白くなることはほとんど無いという通例を踏まえると、
逆説的に、原作の小説『容疑者Xの献身』は、
とんでもなく面白い、ということになるんでしょう。
それぐらい面白かったし、
原作も今まで以上に断然読みたくなりました。

公開されたばかりだし、
これから見る人も多いでしょうから、
ストーリーなどについて詳しく語ることはしませんが、
特にドラマ版のファンなら絶対に見るべき。

原作ファンの人も、そんなには失望しないんじゃないかな?
堤真一の演技が素晴らしかったし。
純粋に一本の映画としても佳作だったような気がします。
ドラマの延長線上の物語と考えると、傑作でしたが。