対戦が決まった時点でブログに書こうと思っていたのですが、
気持ちを整理するために時間がかかりました。
12月31日の大晦日、
格闘技の祭典『Dynamite!!~勇気のチカラ 2008~』において、
桜庭和志と田村潔司の対戦が、とうとう決まりました。
PRIDE末期から熱望されていたこの対戦。
同じUWFという子宮から生まれ出た二人ですが、
その後の足取りは対照的でした。
UFCJAPAN優勝後、グレイシーハンターとして、
総合格闘技を一般に浸透させた桜庭。
UWFの遺伝子をかたくなに守りつづけ、
孤独な一匹狼として様々なリングを渡り歩いた田村。
ただ単に最強を競うのではなく、
それぞれが培ってきた技術と、辿ってきた人生そのものをぶつけ合う、
真の「男の戦い」。
今、この二人ほどドラマを背負った選手は他にはいません。
今は、二人の戦いが実現したことが嬉しくもあり、
また、結果として「勝者」と「敗者」に別れてしまう事が切なくもあります。
試合の結果を見てしまったとき、
自分がどういう気持ちになるのか、、、。
月並みだけど、二人とも頑張って欲しいです。